大型の魚類も確認された一ノ宮用水 生きもの調査(2025.11.16)
よみがえれ、大栗川を楽しむ会では、定期的に一ノ宮用水の生きもの調査を実施しています。
一ノ宮用水は、多摩川支流の程久保川からポンプアップにより年間を通して取水されていて、多摩市では数少ない田んぼの脇を流れている用水路になります。
平成26年の護岸工事では護岸工事後も水路に生き物たちが住み続けられるように、環境に配慮した護岸工事が行なわれました。主な環境配慮は、「田んぼ側を木杭の護岸とする」、「河床は細かい砂利敷きとする」、「橋の下に魚の棲みかとなる深みを作る」というもので、当会と多摩市では改修前後でどのような変化があるのかを調べるため、継続的にモニタリング調査を実施しています🎵
住宅地の中の用水路を調査
そうした環境配慮の護岸工事を行った区間を調査する前に、午前中は前回に引き続き住宅地を流れるもう少し下流の小野神社前の区間の調査を行いました。
この区間では、カワリヌマエビ属のエビ、カマツカの仲間、ドジョウ、ヤゴなどが生息しています。
ドジョウ
カマツカの仲間
ヤゴは、前回の9月の調査ではコヤマトンボ、コオニヤンマ、シオカラトンボ、オナガサナエ、イトトンボ科などのヤゴが確認されたのですが、今回の調査では他にもギンヤンマのヤゴが確認されました。
ギンヤンマのヤゴ
田んぼ脇の用水路を調査
お昼を食べた後は、いつもの田んぼ脇の用水路を調査しました。
午後からの調査はご家族での参加者もいて、子どもたちはヤゴやドジョウ、小魚を見つけるたびに歓声をあげていました。
ベテラン組みも子供たちも、生きもの探しが大好き。実に楽しそうです。
見つけた生きものはバットに入れて個体数を調査します。
橋下の調査では大き目のお魚が!
20mの区間を3ヵ所調査した後、最後は橋下の調査も行います。
この橋下は水深を深くしている場所なのですが、泥が堆積して水深が浅くなってしまっていたため、前々回と前回の調査の際に泥上げを行いました。
果たして泥上げの効果はあるのか!?
網ですくってみると、大型の魚類(オイカワ、ヌマムツ、カマツカ)が確認されました!
泥上げを行って水深を大きくすると大型魚の生息場になることを改めて確認することができました。
外来種も確認されていることには留意が必要ですが、生き物に配慮した護岸改修を行った用水路だけあって、今回の調査でもドジョウやヤゴ、カワリヌマエビ、オイカワ、ヌマムツ、カマツカ、カワニナ、アメンボなどなど、たくさんの生きものの棲息を確認することが出来ました。
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